怠惰を求めて勤勉に行き着く・・・
アニメ・哲也に出てくる言葉ですが、気に入っている言葉です。
私自身、株・先物等の商品が、なぜ無作為に書かれているチャートから利益が出て、億万長者と敗者が出てくるのか、社会人になりたての時は不思議でありませんでした。
また、チャート上に描かれているローソク足も月足、週足、日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足、ティックとそれぞれにチャートがあり、それぞれは全く関連性の無いチャート情報だと長い間、思っていました。
頭では解っているつもりでしたが、私が5分足チャートを手書きし、15分、1時間、4時間、日足のチャート上での抵抗線などのライントレードでは必要とする関連性を理解するのに、数年かかりました。
手書きでないと解らない事も多く、また、手書きで書き続け、ファイリングすることで見えてくるものが多く、インジケータで解らない、見つからない・見つけ出すことが出来ないモノが見つけることが1年も継続すれば気付き出します。
昨日の5分足チャートを印刷し、大学ノートに貼りつけて検証するだけでも、かなり見えてきます。
通貨の癖や市場の流れなど、毎日やっていると、理解が深まりますので、惰性を求めて勤勉になります。
楽しい作業ですので、毎日の検証作業から、昨日の復習、明日の予習になります。
毎日の検証作業を続けることで、見えてくるモノが多く、手法の元となる考え方や、最初に学んだ考え方を180度見直す事で見えてきます。
5年前の大学ノートから1年前の大学ノートをさかのぼって見ると、手法を追い求めることで基本が見えなくなっていた自分の痕跡が見えます(嫌でも見えてきます)。
以上です。